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Atopic dermatitis

アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎は慢性かつ炎症性の皮膚疾患で、免疫反応が起こりやすく、皮膚バリア機能が弱まっている状態で、皮膚に炎症が出てきてしまう病気です。
この病気を知るためのポイントを6つ紹介します。


① 病名の由来は“奇妙な病気” 1,2)
アトピー性皮膚炎の「アトピー」は、元々ギリシャ語で「場違いの」「奇妙な病気」という意味で、生まれつき気管支喘息などを発症しやすい「異常過敏状態」を指すとされています。1923年に名づけられていることから、約100年の歴史があります。


② 年齢で、湿疹(皮膚炎)の出方に違いがみられます 3,4)
アトピー性皮膚炎は乳児期、幼児期・学童期、成人期のそれぞれで、特徴のある湿疹(皮膚炎)が出てきます。皮膚が乾燥気味になる点は、全ての年齢層で言えることです。
湿疹についてはこちら


③ 湿疹(皮膚炎)は繰り返されます 2-5)
良くなったと思っても、ちょっとしたきっかけ(悪化因子)で再び湿疹が出てきてしまうのが、この病気の特徴です。


④ 強いかゆみに悩まされることがあります 5)
「かゆみのせいでなかなか眠れない」といった生活の支障につながることもあります。
アトピー性皮膚炎の症状についてはこちら


⑤幼少期に発症し、成人になっても症状が続くこともあります 2,4,6)
幼少期にアトピー性皮膚炎を発症した多くの人は年齢と共に症状が軽くなると言われていますが、一方で成人まで症状が続き、長期にわたり治療を続けることもあります。また、成人で発症する例も増えています。


⑥ 軽症から重症まで、さまざまな治療薬・治療法があります 2-5)
適切な治療を続けていくことで、湿疹(皮膚炎)が気にならない状態にまで改善できることもあります。アトピー性皮膚炎の治療というとステロイド外用薬のイメージが強いですが、他にもさまざまな治療選択肢があります。


【参考文献】
1) 西岡清監修, 片山一朗編:インフォームドコンセントのための図説シリーズ アトピー性皮膚炎改訂版, 2010, pp.21, 23, 医薬ジャーナル社, 大阪
2) 清水宏:新しい皮膚科学 第3版, 2018, pp.114-118, 中山書店, 東京


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