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レオ ファーマとパーカー研究所が提携し、皮膚疾患研究を推進

  • レオ ファーマとパーカー研究所は、皮膚科学研究の推進を目的として3年間のパートナーシップを締結しました。
  • このコラボレーションは、パーカー研究所の試験デザイン、人工知能、シングルセルRNAシークエンシングに関する専門知識と、皮膚科の年間9,000万人の患者に治療薬を提供してきたレオ ファーマのグローバルなリーダーシップとの相乗効果で、皮膚疾患の理解と治療法の開発を強化します。
  • この取り組みは、外部のイノベーションへの門戸を広げ、標準治療法の改善を前進させるというレオ ファーマのコミットメントを強化するものです。

レオ ファーマとパーカー研究所(コペンハーゲン大学病院)は、皮膚疾患医療の研究とイノベーションを推進するための学術パートナーシップを締結しました。このコラボレーションは、疾患の理解を深め、患者に福音をもたらす質の高い研究を生み出すことを目的としています。さらに、より広範な医薬品の研究開発の取り組みにつなげられる可能性のある分子を発見することを目指しています。

「レオ ファーマにとって初めてとなるパーカー研究所との学術的パートナーシップによって、アカデミックな世界との関係を強化し、革新的な研究を推し進められることを誇りに思います」と、レオ ファーマ最高科学責任者兼エグゼクティブバイスプレジデントであるJacob Pontoppidan Thyssen博士は述べています。「皮膚科学のブレークスルーにより治療の選択肢が改善した一方で、未だ1000以上の皮膚疾患に対する効果的な治療法がありません。このパートナーシップは、これらの満たされていないニーズに対応するための重要なステップです。私たちの専門知識が組み合わさることで、世界中の患者さんに恩恵がもたらされることを目指します。」

パーカー研究所は、開発初期から後期段階まで、すべてのフェーズにわたる試験デザインと臨床検査に優れており、その専門知識は分析力にまで及びます。レオ ファーマは、パーカー研究所のトランスレーショナル領域における専門知識を活用して、免疫表現型の検討と、その知見が皮膚疾患にどのように応用できるかをより深く理解できることを目指しています。パーカー研究所が持つ標的評価と疾患理解における卓越した知見は、レオ ファーマの研究活動に大きな価値を付加すると期待できます。

さらに、パーカー研究所の人工知能(AI)とシングルセルRNAシークエンシングに関する専門知識は、個々の細胞の免疫系内での動きを理解するのに役立ちます。AIを使用したこの高度な方法により、シングルセルデータをより詳細に調べることができ、皮膚疾患がどのように機能するかをより解明するのに役立ちます。

レオ ファーマ バイスプレジデント兼外部イノベーション責任者であるLars Erik Kristensen博士は、「レオ ファーマに入社する以前は、パーカー研究所で数年間勤務しており、同研究所の研究活動に対するコミットメントや専門知識を目の当たりにしてきました。パーカー研究所と提携することで、新たな洞察が得られ、メディカルダーマトロジーにおける標準治療を前進させる能力が強化されると思います。今年初め、レオ ファーマは、DEBRA Researchとの提携を発表していますが、パーカー研究所との新たなパートナーシップにより、外部のイノベーションを活用し、世界をラボだととらえる当社のコミットメントが一層堅固になるでしょう。著名なパートナーと力を合わせることで、皮膚疾患に対する理解が深まり、患者ケアが改善され、より広範な医薬品研究開発に発展する可能性のある分子を発見することを目指します。」

パーカー研究所長Henning Bliddaは、「私たちは、メディカルダーマトロジーのグローバルリーダーであるレオ ファーマと協力できることを嬉しく思います。私たちは、医学研究を前進させることで乾癬や乾癬性関節炎などの皮膚疾患に苦しむ人々の生活を改善するという共通のコミットメントを持っており、レオ ファーマは私たちにとって強力なパートナーとなるでしょう。」

レオ ファーマとパーカー研究所のパートナーシップは3年間の契約となっています。


パーカー研究所について

パーカー研究所は、ビスペビヤーとフレゼレクスベルクにあるコペンハーゲン大学病院の研究施設です。パーカー研究所は、運動障害および関連障害に焦点を当てた研究を通じて、あらゆるレベルでの予防、病気のメカニズムや診断に関する知識の向上、エビデンスに基づく治療法の開発により、人々の健康状態を改善するよう努めています。その活動には、観察および登録ベースの研究、文献の分析、患者報告アウトカム測定研究、臨床検査、超音波およびMRIによるイメージング、生体力学的評価ならびに無作為化された臨床および集団介入研究が含まれます。同研究所は、エビデンスに基づく予防と医学の創造、および新しい治療戦略の開発に参加しています。スタッフは幅広い分野の医療専門家や科学者から成り、全員が患者さんの臨床的な改善と疾病予防に関する研究に専念しています。詳細については、www.parker.dk をご覧ください。


レオ ファーマについて

レオ ファーマは、メディカル ダーマトロジーにおけるリーディングカンパニーです。ヘルスケアにおける画期的な医薬品開発の100年にわたり培った経験に基づき、皮膚の健康のための革新的なソリューションを提供しています。私たちは、人々の生活に根本的な変化をもたらすよう取り組んでおり、治療薬のポートフォリオは、年間70カ国以上で約1億人の患者さんに届けられています。デンマークに本社を置くレオ ファーマは、世界中に4,000人の従業員を擁しています。当社は、大株主であるレオ財団と、2021年からNordic Capitalによって共同所有されています。詳細は、www.leo-pharma.com をご覧ください。

LEO Pharma

LEO Pharma helps people achieve healthy skin. The company is a leader in medical dermatology with a robust R&D pipeline, a wide range of therapies and a pioneering spirit.

Founded in 1908 and owned by the LEO Foundation, LEO Pharma has devoted decades of research and development to advance the science of dermatology, setting new standards of care for people with skin conditions. LEO Pharma is headquartered in Denmark with a global team of 6,000 people, serving 92 million patients in 130 countries. In 2019, the company generated net sales of DKK 10,805 million.

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