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LEO Pharmaは、中等症~重症のアトピー性皮膚炎の成人患者さんを対象とした治療薬として、IL-13のみを特異的に標的とするAdbry™(トラロキヌマブ)をFDAが承認したことを発表

報道関係各位

本資料は、LEO Pharma A/Sが2021年12月28日(デンマーク、バレラップ発)に発表したプレスリリースの日本語訳で、参考資料として提供されるものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。英語版はwww.leo-pharma.comでご覧いただけます。

英文タイトル:
LEO Pharma announces FDA approval of Adbry™(tralokinumab) as the first and only treatment specifically targeting IL-13 for adults with moderate-to-severe atopic dermatitis



LEO Pharmaは、中等症~重症のアトピー性皮膚炎の成人患者さんを対象とした治療薬として、IL-13のみを特異的に標的とするAdbry™(トラロキヌマブ)をFDAが承認したことを発表


  • Adbry™は、LEO Pharmaが米国で発売した最初の生物学的製剤であり、2022年2月までに薬局で入手可能となる見込みである。
  • トラロキヌマブはAdtralza®の製品名で、欧州連合、英国、カナダおよびアラブ首長国連邦で承認されている。

デンマーク、バレラップ発、 2021年 12月28日、皮膚科医療の世界的リーダーであるLEO Pharma A/Sは、米国食品医薬品局(FDA)が、処方薬による局所治療では疾患を十分にコントロールできない、またはそれらの治療が推奨されない18歳以上の成人の中等症~重症のアトピー性皮膚炎患者さんの治療のために、Adbry™(トラロキヌマブ)を承認したことを発表しました。Adbry™は副腎皮質ステロイド外用薬の併用の有無に関係なく、使用可能です 1。Adbry™は、アトピー性皮膚炎の徴候や症状の主な要因であるIL-13サイトカインに特異的に結合および阻害する薬剤としては、FDAが最初に承認した生物学的製剤です 1,2,3

LEO Pharma A/Sの最高財務責任者兼最高経営責任者代理であるAnders Kronborgは次のように述べています。「本日のAdbry™のFDA承認は、LEO Pharmaにとって、そして中等症~重症のアトピー性皮膚炎に罹患し、この慢性疾患に対する適切な治療法を見つける事に苦労している何百万人もの患者さんにとって大きなマイルストーンです。米国における当社の最初の生物学的製剤として、Adbry™は、皮膚科医療における標準治療を向上させるという我々のミッションにおいて重要な進展を示しています。」

Adbry™の承認は、中等症~重症のアトピー性皮膚炎の成人患者さん約2,000例を対象としたECZTRA 1、2および3の第3相試験で得られた安全性と有効性の結果に基づいています 1。安全性データについては、ECZTRA 1、2およびECZTRA 3、用量設定試験、ワクチン反応試験を含む、5件試験の無作為化、二重盲検、プラセボ対照試験の統合解析結果を評価しました 1

ジョージ・ワシントン大学(医学部および健康科学部)皮膚科の准教授であり、トラロキヌマブの臨床試験の治験責任医師を務めたJonathan Silverberg医師(PhD[博士]、MPH[公衆衛生学修士])は次のように述べています。「アトピー性皮膚炎は、病状が深刻でその予測が困難です。また、この負担の大きい慢性皮膚疾患に対する治療選択肢は限られているため、患者さんが長期的に疾患コントロールを達成すること、そして、臨床医が治療を行うことも難しい疾患です。Adbry™は、IL-13サイトカインを特異的に標的とし中和することで、アトピー性皮膚炎患者さんの治療に貢献する治療薬として、我々の治療薬選択肢に加わる重要な薬剤となります。」

Adbry™は150 mg/mL皮下注射用プレフィルドシリンジを、初回投与量は600 mg、その後は300 mgを隔週投与します。Adbry™はステロイド外用剤(TCS)の併用の有無によらず使用可能です 1。投与16週間後に病変が消失またはほぼ消失した体重100 kg未満の患者さんには、4週間ごとに300 mgの投与を検討することができます 1

対象となる患者さんがAdbry™を使用できるようにするために、LEO Pharmaは、Adbry™ Advocate™プログラムを導入し、診断時およびAdbry™による治療期間中の米国の患者さんをサポートします。

National Eczema Associationの会長兼CEOであるJulie Block氏は次のように述べています。「アトピー性皮膚炎の患者さんにとって、その経験は皮膚のみならず生活の重要な心理および社会的側面にも影響することが多々あります。中等症~重症のアトピー性皮膚炎の成人患者さんのための新たな治療選択肢ができることに心躍る想いです。このような治療法の進歩は、この疾患の負担を軽減する適切な治療法を見つけるために長年苦労してきた患者さんに希望をもたらしてくれます。」

FDAの承認は、トラロキヌマブにとって世界の規制当局による5番目の承認です。トラロキヌマブは米国外ではAdtralza®の商標名で販売されており、現在、欧州連合、英国、カナダおよびアラブ首長国連邦で承認されています。

ECZTRA 1、2およびECZTRA 3試験について
ECZTRA 1試験およびECZTRA 2試験(ECZema、TRAlokinumab試験1および試験2)は、52週間にわたる、無作為化、二重盲検、プラセボ対照、国際共同第3相臨床試験で、全身療法が対象となる中等症~重症のアトピー性皮膚炎の成人患者さん、それぞれ802例、794例を対象に、トラロキヌマブ(300 mg)を単剤投与した場合の安全性および有効性を評価しました 4

ECZTRA 3試験(ECZema、TRAlokinumab試験3)は、二重盲検、無作為化、プラセボ対照、32週投与の国際共同試験であり、成人患者さん380名を対象に、全身療法の対象候補とされた中等症~重症のアトピー性皮膚炎の成人患者さんに、トラロキヌマブ(300 mg)をTCSと併用投与した場合の有効性と安全性を評価しました 5


アトピー性皮膚炎について
アトピー性皮膚炎は、慢性の炎症性皮膚疾患であり、強いかゆみと湿疹様病変を特徴とします6。アトピー性皮膚炎は、皮膚バリアの障害と免疫調節異常に起因し、慢性炎症に至ります 7。IL-13 を含む2 型サイトカインは、アトピー性皮膚炎の病態生理の重要な側面において中心的な役割を担います 2


トラロキヌマブについて
トラロキヌマブは、アトピー性皮膚炎の徴候・症状の根底にある免疫学的機序に、重要な役割を果たすIL-13サイトカインを特異的に中和することを目的として開発された、高親和性の完全ヒトモノクローナル抗体です。トラロキヌマブは、IL-13サイトカインに高い親和性で特異的に結合することにより、IL-13 受容体の α1 および α2 サブユニット(IL-13 Rα1 およびIL-13 Rα2)との相互作用を阻害します 2,3


LEO Pharmaについて
LEO Pharma A/Sは、豊富な臨床開発パイプラインや幅広い治療法とともに、開拓者精神を併せ持つ皮膚科医療のリーダー企業です。創立は1908年で、LEO財団がその大半の株式を所有しています。LEO Pharma A/Sは、皮膚科学の発展のため、長年にわたって臨床開発に専念し、皮膚疾患を有する患者さんを対象に、新たな標準治療法を提供してきました。本社はデンマークにあり、グローバルでは6,000 人の従業員が、130 カ国9,300 万人の患者さんのために従事しています。詳細は、https://www.leo-pharma.com/ をご覧ください。


References

  1. Adbry™ (tralokinumab) Prescribing Information. LEO Pharma; [December/January 2021/2022].
  2. Bieber T. Interleukin-13: targeting an underestimated cytokine in atopic dermatitis. Allergy. 2020; 75:54-62.
  3. Popovic B, et al. Structural characterisation reveals mechanism of IL-13-neutralising monoclonal antibody tralokinumab as inhibition of binding to IL-13Rα1 and IL-13Rα2. J Mol Biol. 2017; 429:208–19.
  4. Wollenberg A, et al. Tralokinumab for moderate‐to‐severe atopic dermatitis: results from two 52‐week, randomized, double‐blind, multicentre, placebo‐controlled phase III trials (ECZTRA 1 and ECZTRA 2). Br J Dermatol. 2021; Mar;184(3):437-449.
  5. Silverberg JI, et al. Tralokinumab plus topical corticosteroids for the treatment of moderate‐to‐severe atopic dermatitis: results from the double‐blind, randomized, multicentre, placebo‐controlled phase III ECZTRA 3 trial. Br J Dermatol. 2021; Mar;184(3):450-463.
  6. Weidinger S, et al. Atopic dermatitis. Lancet. 2016;387:1109-1122.
  7. Boguniewicz M, et al. Atopic dermatitis: a disease of altered skin barrier and immune dysregulation. Immunol Rev 2011;242(1):233-46

LEO Pharma

LEO Pharma helps people achieve healthy skin. The company is a leader in medical dermatology with a robust R&D pipeline, a wide range of therapies and a pioneering spirit.

Founded in 1908 and owned by the LEO Foundation, LEO Pharma has devoted decades of research and development to advance the science of dermatology, setting new standards of care for people with skin conditions. LEO Pharma is headquartered in Denmark with a global team of 6,000 people, serving 92 million patients in 130 countries. In 2019, the company generated net sales of DKK 10,805 million.

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