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北海道大学とデンマークの LEO Pharma が共同研究に関する契約を締結

北海道大学(北海道札幌市、総長:寳金清博)とレオ ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:櫻井ステファン)の親会社である LEO Pharma A/S(本社:デンマーク・バレラップ、社長兼最高経営責任者:キャサリン・マザッコ、以下「LEO Pharma」)は、この度、白斑と円形脱毛症における新たな治療標的を特定し、より深い疾患理解につなげるために共同研究に関する契約を締結しました。

本共同研究では、患者の皮膚サンプルの高解像度マルチオミクス分析*を活用することで、白斑と円形脱毛症をより深く理解できるようにします。また、LEO Pharma の科学者も協力して、健康な皮膚成分を誤って攻撃する病理学的免疫細胞の根本的な分子メカニズムを特定することを想定しています。

北海道大学遺伝子病制御研究所 分子神経免疫学分野の村上正晃教授は「LEO Pharma と共同研究を開始し、このコラボレーションを通じて、LEO Pharmaが持つ皮膚科研究における深い知識から学ぶことができることを楽しみにしています。私たちが有する組織の炎症および T 細胞の免疫学に関する専門知識と合わせ、円形脱毛症と白斑の病理学的理解を後押しすることができると信じています。LEO Pharma のミッションである“世界中の人々が健康な肌を手に入れるための手助けをする”ための一助になれることを嬉しく思います。」と述べています。

LEO Pharma, Michael Sierra, VP of LEO Science & Tech Hubは「本共同研究は世界的に皮膚疾患の理解を深める私たちのコミットメントを示すものであり、更に個別化された効果的な治療の実現につながります。白斑と円形脱毛症に関する深い理解は、LEO Pharmaの2030戦略において重要です。これは、新しい治療標的を特定し、将来のファーストインクラスの製品を開発することを目的としています。」と述べています。
また、LEO Pharma, Tord Labuda, VP of R&D Asia-Pacific Hub は「本提携は日本での LEOScience & Tech Hub による最初の共同研究となる大きな成果であり、白斑と円形脱毛症の進行に関連する生物学の理解に大きな前進をもたらすことになります。」と述べています。
*細胞、臓器、または生物に存在する、タンパク質、脂質、代謝物のような分子全体について大量のデータを分析する方法。 Ghosh D et al. Front Immunol 2018;9:2727

北海道大学遺伝子病制御研究所 分子神経免疫学分野について
教室を主催する村上正晃教授は、大学院時代から現在まで IL-6 と T 細胞と炎症性病態との関連を追及してきた免疫研究のエキスパートです。これまで2つのコンセプトを発見して免疫学の発展に貢献してきました。一つ目は、2008 年の非免疫系細胞に存在する炎症基盤である「IL-6 アンプ」であり、最近では、臨床教室と共同で、組織特異的細胞集団、さらに、SNPs と IL-6 アンプとの関連性を検討しています。二つ目は、2012 年の環境刺激を起点とする特異的な神経回路の活性化が特異的な血管部位に自己反応性 T 細胞の侵入口(ゲートウェイ)を形成し、組織特異的自己免疫疾患を誘導する「ゲートウェイ反射」です。このゲートウェイ反射からは、病態モデルマウスを国際宇宙ステーションに送って解析を行う宇宙免疫学、病は気からを説明する心理免疫学の創成が成されました。詳細情報については、
http://www.igm.hokudai.ac.jp/neuroimmune/index.html をご参照ください。

LEO Pharma について
LEO Pharma は、豊富な臨床開発パイプラインや幅広い治療薬とともに、開拓者精神を持つ、皮膚科医療のリーダー企業です。創立は1908年であり、LEO 財団が会社を保有しています。LEOPharma は皮膚科学の進歩のため長年にわたり臨床開発に専念し、皮膚疾患を有する患者さんを対象とした新たな標準治療を提供してきました。本社はデンマークにあり、グローバルで 6,000人の従業員が130カ国 9,200 万人の患者さんのために働いています。LEO Pharmaの詳細情報については、www.leopharma.com をご参照ください。

レオ ファーマ株式会社について
レオ ファーマ株式会社は、デンマークにある LEO Pharma A/S の100%出資の日本法人として2010年6月に設立されました。皮膚科領域に特化したスペシャリティファーマとして日本での確固たる地位を築くべく、事業活動を展開しています。詳細情報は http://www.leo-pharma.jp/ をご参照ください。

<報道機関からの問い合わせ先>
北海道大学遺伝子病制御研究所
分子神経免疫学分野・教授 村上 正晃(むらかみ まさあき)
TEL:011-706-5120 FAX:011-706-7542
E-mail:murakami@igm.hokudai.ac.jp

レオ ファーマ株式会社
広報・パブリックアフェアーズ
山田 大輔
Tel:080-3605-4144
E-mail:DAYAM@leo-pharma.com

LEO Pharma

レオ ファーマは研究開発志向型の製薬会社です。

1908 年創業のレオ ファーマは、研究主導の製薬会社です。皮膚疾患の治療薬を開発・製造し、世界130カ国以上で販売しています。

私たちは、「世界中の人々の生活改善に貢献する皮膚科領域のケアパートナーになる」ことを目指した事業活動を行っています。このビジョンの実現のため、私たちは新たな地域や市場への進出に努め、いまだ満たされていない医学的ニーズに応える競争力のある医薬品と治療法を、さらに多くの患者さんや社会へとお届けします。

本社はデンマークにあり、レオ財団が所有しているため、安定的な経営を可能にしています。

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