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  • 【年次業績】レオ ファーマは2014年、 4千8百万人もの患者さんに貢献することができました

LEO Pharma、2014年の業績

本件は2015年4月22日付でデンマーク本社より配信されたプレスリリースの内容に基づいています。英語版はwww.leo-pharma.comからご覧いただけます。 (参考資料:デンマーク本社発プレスリリースの日本語訳)

より良いケアと製品に対するたゆまぬ努力と世界中の従業員の精力的な取り組みにより、2014年のレオファーマは期待通りの業績を達成することができました。これにより、より多くの皮膚疾患の患者さんを手助けするための事業基盤が強固になりました。


(デンマーク、バレラップ発 ― 2015年4月22日)本日、LEO Pharma A/S(以下、LEO Pharma)は、2014年度の業績および2015年の業績予想概要を発表しました。「2014年は困難な年でしたがLEO Pharmaは力強い成長を遂げ、皮膚疾患を持つ患者さんに今まで以上に優れたケアと製品を提供することができました」とLEO Pharmaの最高経営責任者兼社長のギッテ・アーボは述べています。

「2014年の業績は満足のいくものでした。ジェネリック医薬品との競争や医薬品への価格圧力などの厳しい事業環境にもかかわらず、4千8百万人もの患者さんに貢献することができ、今後さらに多くの患者さんの手助けをするための事業基盤がより強固なものとなりました。これは、皮膚疾患に苦しむ患者さんの助けになるという当社の強いコミットメントと世界中の従業員の献身的な努力によるものだと考えています。」


困難な一年を乗り越え、さらに力強く成長
2014年の純売上高は、2013年と比較して為替調整ベースで4%を上回る増加となりました。戦略的な乾癬治療用製品の売上は17%増加しました。米国以外での売上は為替調整ベースで9%増加しました。成長の大きな要因は、日本におけるドボベット®軟膏の上市、欧州新市場におけるPicato®の上市、Daivobet®ゲルの継続的な成長、そして、癌関連性の血栓症患者さん向けのinnohep®の使用が増加したことです。

米国では、乾癬治療薬Taclonex®軟膏の独占権の期間終了に伴い、米国での売上は対前年で為替調整ベース21%の減少となりました。しかしながら、米国のより多くの患者さんに貢献していくことは、今後もLEO Pharmaの重点目標でありつづけます。

「米国市場に対する強いコミットメントは今までと変ることはありません。2014年の困難を克服した今、米国においては日光角化症や乾癬の患者さんを手助けすることに注力することができます。私どもは、Picato®とTaclonex®外用懸濁剤、さらに米国食品医薬品局(FDA)で審査中のEnstilar®が患者さんにとって役立つ治療の選択肢となると確信しています」とギッテ・アーボ社長は述べています。

LEO Pharmaは2014年、KLOXテクノロジーズ社および日本たばこ産業株式会社との戦略的パートナーシップを通じて開発後期パイプラインを強化するとともに、複数の重要な開発プロジェクトを推進しました。Picato®については、2014年に公表された新しいデータによって反復使用の効果が実証されており、innohep®については、癌関連性の血栓症に対する長期使用が複数の国で承認されました。


2015年の新しい治療ソリューション
LEO Pharmaは2015年に、皮膚疾患の新しい治療ソリューションであるEnstilar®、Daivobet®ゲルアプリケータ、Kleresca®の3つの製品を上市する予定です。血栓性疾患の治療薬であるinnohep®については新容量の治療用注射器を提供いたします。

Enstilar®は、現在、アメリカ食品医薬品局(FDA)で審査中であり、尋常性乾癬治療における世界初の配合エアロゾルフォーム剤となる予定です。この製品は、乾癬患者さんから得られた知見を基に開発されました。

Daivobet®ゲルアプリケータは、患者さんが自分で手が届きづらく、薬剤を塗りにくい部位にDaivobet®ゲルを塗布できるようにしたドラッグデバイスです。Daivobet®ゲルアプリケータは、患者さんと共に開発されたものであり、LEO Pharma初の薬剤とドラッグデバイスがひとつになった製品となります。

Kleresca®は、最も一般的な皮膚疾患のひとつであり、世界の患者数が1億5千万人以上とされているざ瘡治療のための医療機器を使用した治療法です。LEO Pharmaにとっては初の医療機器による治療法であるとともに、世界のざ瘡市場への初参入ともなります。

LEO Pharmaは、より多くの新しい製品やソリューションをより迅速に提供できるよう、2015年も提携や買収に積極的に取り組んでまいります。

ギッテ・アーボ社長は次のように述べています。「2015年は当社にとり重要な1年となります。私どもは、皮膚疾患に対して新しく、3つのソリューションを提供する予定であり、この中には、世界初の乾癬治療用配合エアロゾルフォーム剤が含まれています。これらのソリューションが皮膚疾患に苦しまれている患者さんの日常生活を改善することを願っています。いかなる取り組みにおいても常に患者さんを中心に考えることで、事業を健全に運営することができ、将来的にもさらに多くの皮膚疾患の患者さんに貢献できるものと考えています。」

LEO Pharma

レオ ファーマは研究開発志向型の製薬会社です。

1908 年創業のレオ ファーマは、研究主導の製薬会社です。皮膚疾患の治療薬を開発・製造し、世界130カ国以上で販売しています。

私たちは、「世界中の人々の生活改善に貢献する皮膚科領域のケアパートナーになる」ことを目指した事業活動を行っています。このビジョンの実現のため、私たちは新たな地域や市場への進出に努め、いまだ満たされていない医学的ニーズに応える競争力のある医薬品と治療法を、さらに多くの患者さんや社会へとお届けします。

本社はデンマークにあり、レオ財団が所有しているため、安定的な経営を可能にしています。

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