【皮膚疾患の基礎知識】
皮膚疾患の治療

皮膚科の治療は、主に5つに分けられます 1)。

【外用療法(薬物療法のひとつ) 1,2) 】
症状がある場所に薬剤を塗ることで、症状を改善させる治療法です。
外用薬には、有効成分が同じものであっても、軟膏、クリーム、ローション、シャンプー、ゲル、フォームなど様々なタイプがあります。

【全身療法(薬物療法のひとつ) 1) 】
内服・注射で、薬剤を投与します。全身に作用します。

【レーザー療法 1) 】
レーザー光を皮膚に照射することで皮膚の色調を変えたり、病変の元の組織や細胞を破壊したりします。

【理学療法 1)】
代表的なものは紫外線・赤外線を用いた光線療法です。
紫外線は通常、皮膚にとって“悪役”ですが、その作用を用いて、病気の元になっている細胞を殺します。放射線療法、液体窒素を用いた凍結療法、カイロなどで温める温熱療法などもあります。

【外科療法 1) 】
腫瘍(しゅよう:悪性のものは、いわゆる「がん」)や熱傷(やけど)、皮膚の欠損などに対して行われます。

【参考文献】
1) 清水宏:新しい皮膚科学 第3版, 2018, pp.89-113, 中山書店, 東京
2) 大谷道輝ほか:Prog.Med., 2021, 41:269〜280