【皮膚の基礎知識】
皮膚の構造

人の皮膚は表皮と真皮に分けられます。

【表皮】
場所によって異なりますが、
体の表面から平均約0.2mmまでは表皮と呼ばれ 1)、主に角質層(角層)をはじめとした4層で構成されています 2)。
表皮にある主な細胞は一定周期(約1カ月)で入れ替わっていきます(ターンオーバー) 3) 。
そして、細胞は最終的に「垢」となって身体から剥がれ落ちていきます 3) 。

【真皮 2)】
表皮と皮下組織(脂肪など)に挟まれた組織です。
血管、神経、汗腺などが存在します。

  • 血管:栄養を運ぶ、体温を調節する
  • 神経:痛い、熱い、冷たいなどを知覚する
  • 汗腺:汗を分泌して水分・体温を調節する

そのほか、免疫の役割を果たす細胞や、細胞の周りにあって皮膚の弾力や水分を保つ間質とよばれる成分があります。
このように、皮膚は身体を守るためのさまざまな構造を持っています。

【参考文献】
1) 瀧川雅浩監修:Simple Step皮膚科, 2016, p.3, 海馬書房, 神奈川
2) 病気がみえる vol.14 皮膚科, 2020, pp.2, 7, メディックメディア, 東京
3) 瀧川雅浩ほか編:皮膚科エキスパートナーシング 改訂第2版, 2018, p.4, 南江堂, 東京