(2014年5月23日付、デンマーク本社発プレスリリースの日本語訳)

2014年6月3日

乾癬、世界が取り組む議題に

世界保健機構(WHO)はこのたび、乾癬に対する偏見と闘うための歴史的な決議を採択しました。乾癬は世界で1億2,500万人以上もの人々が罹患している慢性の皮膚疾患です。乾癬が単独でWHOの世界保健総会の議題となったのは今回が初めてです。

総会決議では、乾癬が身体だけでなく心理社会的にも深刻な影響を与えることが認められました。とりわけ、乾癬という病気がなじみの薄い疾患であるため大きな偏見を受けていることが認められました。今回の決議には、世界中の乾癬の患者さんの生活の質(QOL)の向上を目指すための行動計画が盛り込まれています。

「今日は、乾癬の患者さんにとって大変重要な節目の日となりました。ついに乾癬が、国際的に取り組むべき議題であるとはっきりと認められました」と、LEO Pharmaのグローバル開発部門の上級副社長、Kim Kjoellerは述べています。

「今回の決議は、この深刻な慢性疾患に対する偏見に対して国レベルで行動を起こすよう加盟国に強く求めるものです。今後、患者さん達は乾癬についての情報だけではなく、関連疾病や彼らが直面するかもしれない心理社会的問題についての情報にも、より良いアクセスが期待できるでしょう。」

「私たちは、この決議が乾癬の研究における様々なギャップを洗い出し、患者さん達のQOL向上に道を開くことを願っています。この決議がプラスの影響をもたらしていくことを待ち望んでいます。」

この決議は、乾癬の認知拡大と疾患についての理解の向上を通じて乾癬に対する偏見と闘うことを目指しています。また、長期的にはこの決議が乾癬の身体症状の治療だけではなく、併存疾患や目に見える皮膚症状がもたらす心理社会的問題に対する治療を含め、総合的な医療につながることも期待されています。

今回の決議では2015年にWHOが乾癬についての全世界の報告書を発表するとしています。世界の乾癬の発生率や有病率、また、現在の医療の中で乾癬の疾患マネジメントをどのようにうまくやっていくべきかが報告されることとなるでしょう。