2017年10月11日
 

レオファーマ、オープン・イノベーションによるユニークな協業モデルを日本でも開始

無償かつ付帯条件無しで化合物試験系での評価機会を提供

レオ ファーマ株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長:櫻井ステファン、以下「レオ ファーマ」)はこのたび、レオ ファーマの親会社であるLEO Pharma A/S(本社:デンマーク・バレラップ、社長兼最高経営責任者:ギッテ・P・アーボ、以下「LEO Pharma」)がグローバルで実施している「LEO オープン・イノベーション」の取り組みを日本でも本格的に展開し、広く日本のパートナー様へ参画の呼びかけを行うこととなりましたのでお知らせいたします。

レオファーマのオープン・イノベーションは、近年弊社が積極的に取り組んでいる「LEO Innovation Eco-system」*1の一環で、非常にユニークな協業モデルです。研究機関様や製薬企業様などのシーズを持つパートナー様に対し、LEO Pharmaの有するユニークな化合物試験系での評価機会を無償かつ付帯条件無しでご提供させていただくもので、グローバルでは既に約50にのぼる協業がすすめられ、パートナー様が保有する資産に、従来は見いだせなかった価値があらたに見いだされたという事例がすでに得られております。
(グローバルでの展開の詳細は以下のwebsiteからご覧になれます: http://openinnovation.leo-pharma.com/) 

 *1: LEO Innovation Eco-system: 自社の研究開発、ボストンに設置したLEO Science & Tech Hubも活用した外部研究機関様とのパートナーシップ、デジタルインターフェースの活用を研究するLEO Innovation Lab、オープン・イノベーション、および患者様との対話を5本の柱とする、LEO Pharmaのイノベーションへの総合的な取り組みのこと

今年2017年は、日本とデンマークが修好通商航海条約を締結してからちょうど150周年を迎えます。これを記念し様々な周年事業・行事が企画され、フレデリック皇太子同妃両殿下がビジネス代表団を帯同し、10月9日から12日にかけて日本を訪問されております。本日10月11日、レオ ファーマは、デンマーク大使館主催で、ヘルスケア領域での弊社の取り組みと、弊社と日本企業との協業における成功事例をご紹介する、“LEO イノベーション エコシステム”と題した会合を、パートナーとなる国内の研究機関様や製薬企業様を対象に開催いたしました。今回のイベントによる呼びかけをきっかけに、デンマークと日本の研究機関や企業の方々が将来に渡りより緊密な関係を構築できることをあわせて希望しております。

デンマークに本社を置くLEO Pharmaは、乾癬の外用薬治療における世界的リーダーとして事業を展開しており、また近年では、アステラス製薬からのグローバル皮膚科事業の譲渡をはじめとする製品群の大幅な拡大により、その事業対象を皮膚科領域における複数の適応症に広げています。

 

<参考>レオファーマのオープン・イノベーションの概要

レオファーマがご提供するもの
疾患に関連した最先端の細胞評価系による「化合物の無料での試験」を実施し、それにともなうLEO Pharmaの最先端のサイエンスと疾患に関する「知見を公開」します。

サイエンスを最優先し、弊社からビジネス上のコミットメントは求めません。また、化合物構造を含む秘密情報の開示は求めません。試験データはパートナー様が所有し、自由に使用することができます。弊社は科学的な可能性を評価するだけです。

ご提供する評価系
化合物の、乾癬や湿疹などの皮膚疾患治療薬としての可能性を評価することができるよう、複数の細胞評価系をご提供しています。評価系は最新のサイエンスの知見を踏まえ常に見直しを行っています。現在の評価系の例としては、ヒトケラチノサイト初代培養細胞を用いた乾癬性炎症および湿疹性炎症、ヒトPBMCから遊離するTNFおよびIL-17の測定が挙げられます。

全体の流れ
簡易版の契約書を作成し署名をしたあと、パートナー様から、任意の名前をつけた化合物の一覧を作成し、化合物をLEO Pharmaに送っていただきます。LEO Pharmaが疾患モデルで試験を行い、データをお返しします。結果が有望なものであった場合、その先の協業の機会について両者で話し合いを行います。